ギャンブル依存症について立ち直る方法(しくじり先生俺みたいになるな!!)

ギャンブルの依存性について中田敦彦youtube大学を見て学んだ事。自分の体験談も踏まえて学んだ事。

まず初めに中田敦彦YouTubeチャンネルの動画をみてほしい。

リンクはこちらに記載しております。

【ギャンブル依存症①】106億8000万円を熔かした男・井川意高はなぜギャンブルにハマってしまったのか?【しくじり列伝】

 

この動画を簡略的に説明します。

 

 

先に結論から申し上げますと井川さんという男はギャンブルにのめり込んで106億円という負債を抱えました。

 

何故ここまで負債が大きくなったのか!?

これを深掘りして説明したいと思います。

 

参考文献

www.amazon.co.jp

①井川意高の経歴

筑駒→東大法学部卒業→自分の父の会社(大王製紙へ入社)

 

筑駒は中学の中でもエリートの人が通う中学で東大へ入る生徒は160人中120人

エリート中のエリート

 

父の会社へ入社後早々に頭角を表します。

出世が早く30歳で専務、42歳で社長の座に上り詰めます。

 

②ギャンブルにはまったきっかけ

井川さんがギャンブルにはまったのは社員旅行で海外へいったこと

100万を元手にバカラをやります。

2000万に増えました。

 

井川さんはもっとやりたい・・。

これがギャンブルへの入口になります。

 

③カジノ再来

またギャンブルをやりたいと思う井川さん

しかし井川さんには家族がいます。(妻と子供)

なんとかしてギャンブルをやりたい・・。そこで思いついたのが家族旅行です。

 

家族旅行の合間をぬってギャンブルをします。

70万の元手が4000万に。そしてその後4千万失います。

 

井川さんは負けても高揚感に包まれたと言います。

元々は二千万勝ってるから1930万はまだ勝ってる。

 

勝ちも負けもドーパミンが出ていることに気づいていません。

どんどん井川さんのギャンブルに拍車をかけます。

 

④社長に就任そして友人Kとの出会い

社長に就任後時間に少し余裕ができます。

ですがラスベガスやシンガポールに行くのは少し遠いです。

 

ここで友人Kと六本木で出会います。

友人Kは井川さんにマカオのカジノが今アツいこと伝えます。

アツい理由

飛行機と船で6時間で行けること、また時差ボケも少なく体への負担も少ないこと。

治安も改善されたこと。

 

時間の余裕ができて便がよくなった事、この二つが井川さんのギャンブルにさらに拍車をかけます。

 

⑤膨大していくギャンブル資金

友人Kがジャンケット(ホテルとカジノ、VIP客への仲介人、カジノ側の営業職的なやつ)の資格を取得して井川さんをVIP客として待遇します。

 

VIPになるとカジノ側の対応も厚く航空便やホテル、食事など全部手配してくれます。

井川さんはこの待遇への高揚感とギャンブルからドーパミン分泌が止まりません。

 

友人Kが借入も全て行なっており、お金は膨大に膨れ上がりました。

そして会社への不正出資に手を染めてしまいます。

 

内部告発からの逮捕

こうした不正出資に気づいた父親ですが、いますぐ返せとせがんできます。

20億の負債を返しますが、父親は気づいていませんでした。もっと負債がある事に。

 

会社の人間から内部告発を受けます。東京特捜部が捜査し、不正の出資が井川のギャンブルによるものだとバレてしまいます。井川は懲役4年の判決を受けました。

 

父親と弟は自社の株を売って106億の負債を完済しましたが大王製紙に追放される形となりました。

 

祖父、父親が築いた会社を追われる形になってこの話は終わります。

⑦この本を読んで自分と照らし合わせたら

 

自分は今年で30歳になります。

僕も自分でギャンブル中毒だと思っています。

きっかけは専門学生だった頃、パチンコなんて打つお金もなく友人がパチンコ屋にいる時は漫画コーナーで時間を潰していました。

 

あまりにも暇で友人が打っている隣でパチンコを打ちました。

3千円程度のお金が6万くらいになったのを覚えています。

たまたま勝っただけ・・。と思いつつも友人とパチンコにいくと漫画なんて読まず当事者になっている自分がいました。

 

その時は趣味程度でした。

彼女もできてあまり時間が取れませんでしたが彼女とお別れした29歳、時間にも余裕ができて彼女に使わなくなったお金、毎日仕事と家を往復するだけの時間・・。

その暇つぶしとなったのがパチンコです。

地方にいって疎遠になっていた友人が地元へ帰ってきて毎日会うようになっていました。

お互い独身という事もあり合コンしたりサウナに行ったりと楽しく遊んでいましたが、暇な時間が多く、やる事と行ったらパチンコです。

学生の頃とは違い資金にも余裕があった僕はギャンブルをまた再会するきっかけとなりました。

気づいたら7日で20万使っていました・・。

後悔しかありませんでした。

自分のカードローンは生活費へ周り借金がかさんでいきます。

 

僕はこのタイミングで中田さんのYouTubeをみました。

この井川さんという人と僕はギャンブルへの大小はあるけれど自分の何かを犠牲にして行うギャンブルはもう中毒であると認識しました。

 

カジノ運営側の意見も中田さんのyoutubeで述べています。

質問者:カジノで勝った人が沢山いると悔しくないですか??

↓(回答)

・勝った人が出ていくのは怖くない。怖いのは負けた人がもう来なくなること

・勝った人はまたその資金でギャンブルをしにきますよ(余裕の笑み)

 

僕も痛感しました。

勝った金は何かに還元するのではなくまたギャンブルに使っていました。

負のループ一択なんです。

時間とお金を犠牲にしてまでです。

 

人生において勝っているのは運営側なんです。

⑧最後に

ギャンブルは娯楽なんです。

ギャンブルを否定はするつもりはありません。

長期の休暇に楽しむのは別に構いませんし、自分が打って楽しめたなと思うのならそれはいいと思います。

友人にも楽しんでいる人は沢山います。

 

しかし僕は時間とお金を無駄にして、借金まで背負って行うギャンブルはもう娯楽ではありません。

自分の心も廃れてしまいます。

自分は返せる額で踏みとどまりました。

しかしギャンブルに費やしたお金と時間はもう戻ってはきません。

 

この文章を書こうと思ったのはそんな自分がまたパチンコを打たないように自己喚起も含めて書きました。

 

最近アウトプットの重要性を知ったのでとりあえず書いてみました。

 

自分と共感する人も多くいると思います。

この文章を読んで僕みたいに気持ちを切り替えられる人がいたら嬉しいです。

是非コメントしてください。

 

同じ境遇へのコメントはお互いに共感できること、コメントに残すことで自分の考えも少し整理されます。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。